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7月から9月の間で過去最多の294人がHIV感染
2008/11/20(木) / HIV/AIDS
今月19日、日本国内のHIV感染者とエイズ患者が1985年から集計を始めて、累計が1万5000人を超えたと厚生労働省エイズ動向委員会は発表した。これまで四半期の感染者数は、昨年10月から12月の277人が最多だったのに対し、今年の7月から3カ月間で新たに報告された感染者は過去最多の294人で、累計は1万247人になった。新たにエイズと判明した患者も四半期ベースで119人と、過去2番目の多さ。感染者と患者の合計は1万5037人に達した。
今回の294人のうち282人(96%)が男性で、そのうち211人(72%)が同性間の性的接触で感染した。
委員長の岩本愛吉東京大医科学研究所教授は
「男性の同性間での感染が右肩上がりに増えている。これが増えると、いずれ一般にも感染が広がる恐れがあり、日本全体にとって重大な問題だ」と訴えている。
年齢別では30代が116人(39%)で、20代が83人(28%)、40代が57人(19%)と続く。一方、新たにエイズと判明した患者119人では、50歳以上が42人(35%)で最も多かったようだ。
HIV検査の件数が増えていることも、新たに感染者が見つかる一因だという。新たな感染者を増やさないためにも、改めて自分のSEXを見つめなおすのはいかがだろうか?
HIV検査・相談
http://www.hivkensa.com/